Toyoaki Kurihara

お問い合わせ

栗原 豊明
エラストマー事業部
マーケティング担当

お問い合わせ

液状ファルネセンゴム

著者

クラレは再生可能な原料を使用した液状ゴムのラインナップを拡充しています。液状ファルネセンゴムは、バイオ由来モノマーであるβ-ファルネセンを重合させた製品です。

液状ファルネセンゴムは、液状イソプレンゴムや液状ブタジエンゴムと同様に反応性可塑剤としての機能を持ちながら、通常の可塑剤よりもはるかに高い分子量を有します。反応性可塑剤はベースゴムとの共架橋が可能であるため、可塑剤のブリードアウトを大幅に抑えることができます。また、ゴムに配合することでムーニー粘度が低減し、加工性や工程通過性の向上が期待できます。

液状ファルネセンゴムを配合したゴムコンパウンドは、低温下でも優れた柔軟性を発現します。さらに、液状ファルネセンゴムは高い反応性を有するためゴムと反応し、ブリードアウトによる経時的な硬化を防ぐことができます。そのため、現在は冬用タイヤでの採用が拡大しており、タイヤ性能の長期的な維持に寄与しています。

液状ファルネセンゴムは、クラレ液状ゴムの中でも、初めてバイオ由来原料を活用した製品です。

製造方法

β-ファルネセンはサトウキビ由来の糖を酵母菌により発酵させて得られるモノマーです。液状ファルネセンゴムは、この再生可能モノマーであるβ-ファルネセンを重合することで製造されます。

液状ファルネセンゴムは、他に類を見ない性能を持つ新しいポリマーであり、多岐にわたる用途での活用が期待できます。クラレは今後もバイオ由来原料を用いた製品開発に注力し、循環型社会への発展に貢献していきます。

液状ファルネセンゴムには、ホモポリマータイプ(β-ファルネセン100%)とランダムコポリマータイプ(β-ファルネセンとブタジエンの共重合体)があります。ランダムコポリマーでは分子量の異なる2銘柄の取り揃えがございます。

クリックで拡大
Pathways to bio-based polymers © nova-Institut GmbH
Liquid farnesene rubber: New bio-based polymer

特長と強み

  • バイオ由来原料を用いた材料
  • 良好な可塑効果
  • 低ブリードアウト
  • 低温柔軟性の改善
  • 分岐鎖の高い反応性
  • 高分子量と低粘度の両立

使用例

  • タイヤ
  • 粘接着剤、コーティング剤、シーリング材
  • ゴムコンパウンド
  • 自動車
  • スポーツ用品、靴

製品カタログ

〈クラレ液状ゴム〉:
液状ファルネセンゴム

お問い合わせ

私は、プライバシーポリシーを理解し、「送信」ボタンをクリックすることで、お問い合わせフォームに入力した自らのデータの使用および電子的な保存に同意します。

本フォームを送信することにより、Kuraray Europe GmbHが記載された情報をマーケティング目的に使用することに同意したものとみなします。 なお、情報はクラレグループおよびそのサービスプロバイダに共有されます。 情報の使用方法についての詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
* 必須事項