液状ファルネセンゴム

クラレはバイオテクノロジー企業アミリス社と共同で液状ファルネセンゴムを開発しました。液状ファルネセンゴムは、アミリス社の発酵技術によりサトウキビから得られるバイオモノマー「β-ファルネセン」を用い合成されたユニークなポリマーです。

従来の液状イソプレンゴムなどと比較して圧倒的に粘度が低く、ゴムコンパウンドに添加剤として配合すると高い可塑性が得られます。低温下でも柔軟性に優れ、氷上でのグリップ性能向上に寄与します。

分子量等の最適化により、加硫時に固形ゴムと完全に反応して固定されるため、ゴム表面にオイルのように染み出すことなく、経年変化によるゴムコンパウンドの硬化を抑制します。そのため、長期間にわたり氷上グリップ性能が維持されます。

 

液状ファルネセンゴムは、高度に分岐したブラシのような構造を有し、分子鎖同士の絡み合いが少ないです。また、それぞれの分岐末端に反応性の高い二重結合を有するため、加硫により固形ゴムと完全に反応して固定されます。

 

 

KURARAY LIQUID RUBBER – Liquid Farnesene Series
Liquid Rubber alternative on natural, renewable resources


特長
  • 高い可塑効果
  • 非移行性、非ブリード性
  • 幅広い温度領域で低tan δ
  • 低温での柔軟性付与 (Tg)
  • バイオマス材料
  • 分子鎖同士の絡み合いが少ない
    主な用途
    • タイヤトレッド(樹脂やオイルの置換)
    • ソフトビードフィラー
    • アンダークッション
    • アンダートレッド